安心の住まいのために

希望を徹底的に伝えるその1

家を建てる場合、必ず設計の打合せが行なわれますが、ここにも欠陥住宅をつくってしまう危険が潜んでいます。
これを避けるには、次のように、自分が求めるものを設計者に正確に伝えるようにすることが大切です。

①どのような住まい(聞取りや性能など)を求めているのかを相手がきちんと理解するよう、徹底的に伝える 建売り住宅の場合は、必ずその建物の内部を体験し、あなたが求めているとおりのものかどうか実際に確かめてください。

②設計者や施工者との打合せでは必ずメモをとる
最後にそのメモをもとに、「どのようなことを、いつ、誰と、どこで話しあった」という形でまとめて、出席者に確認します。
また、打合せの前に、あらかじめ何について話し合うかまとめておくとよいでしょう。

③設計図や仕様書ができたら、どういう内容なのか理解できるまで設計者に質問する
打合せした結果が設計図や仕様書、見積書といった書類(設計図書)にまとめられているわけです。
きちんとあなたの希型どおりに作成されているのか確かめてください。
ふつう図面というと間取りを描いた平面図のことと考えられているようです。
しかし、それはそのほんの一部にすぎません。
きちんとした設計者に一軒の住宅の設計(図面)を頼んだ場合、判の大きさの用紙で最低でも20枚程度のものがつくられます。
これらのものを総称して「設計図」というのです。

希望を徹底的に伝えるその2

施主が設計図の内容を承諾すると、設計者は「建築確認申請書」を作成します。
この正本と委任状に署名捺印をすることになりますが、このときに「三文判を買ってきて、こちらでつくっておきますよ」などというような業者は信用できません。
署名捺印をするということは、自分の判断でその書類を認めることです。
「工事請負契約」や「土地の売買契約」でも同じことです。
わからないことがあったら、また不信を感じたら、いったん預かって、ほかの専門家に見てもらいましょう。
思わぬ落とし穴がある恐れもあります。