傾きやヒビ割れは構造や地盤に欠陥があるその4
もし入居後に症状が出た場介は、ヒビの幅・長さ・パターンなどを写真やスケッチなどで記録に残しておきましょう。
月ごと、半年ごとなど時間経過による変化も記録すると、状況の変化が確実に把握できて、原因の究明に役立ちます。
建物は、床を水平に、壁を垂直に保っているのが当たり前です。
しかし、湿地や田んぼなど、長い間水分を合んでいた地盤では、土の微粒子と水分との関係が原因で(たとえば、住宅の二階部分や重たい場所の荷重に反応して)、その部位の土がよそへ逃げていってしまい水平にならなくなります。
そこで、「沈んだ部分を平らにしようとコンクリートなどを打ったりすると、その重さでさらに沈んでいく」というイタチごっこの現象を起こす恐れもあります。
土地を購入するときの重要事項説明には、「その土地の過去の経歴」は書いてありませんが、大事なポイントなので確実に把握しましょう。
自分で判断する手段として、その地域の”古地図”を見てみることも有効です。
建物が「不同沈下」している場合は、専門業者によって地盤を改良したり、建物を元に戻す「沈下修正」などの手段が必要なこともあります。
基礎にヒビ割れはないか
住宅の基礎は、コンクリートの「布基礎」や「ベタ基礎」がふつうです。
これは周聞にモルタルを塗って仕上げてある場合が多いのですが、よく見るとヒピ割れを見つけることができます。