傾きやヒビ割れは構造や地盤に欠陥があるその2
この基礎のヒビ割れ原因でもっとも多いのは、「地盤沈下」によるものです。
たとえば、新しく造成された敷地などで、”埋め立てた軟らかい土の部分”と”もともとあった附い上の部分”とにまたがって建物が建てられた場合、軟らかい上の部分の基礎が建物の重みでどんどん沈んでしまい、同い地面との境目に高低差が起きてしまうことがあります。
いわゆる「不同沈下」で、その結果として家が傾いたり、壁にヒビ割れが出るわけです。
傾きやヒビ割れは構造や地盤に欠陥があるその3
その意味で、「地盤状況の確認」は敷地選定の大きなポイントになります。
このほか、基礎の大きさ・鉄筋の配置・コンクリートの強さなども、建物がしっかりガンバることができるかどうかの重要な要素です。
とくにコンクリートに関しては、「コンクリートが本来設計された荷量条件や性能の限界を超えた場合に起きるヒビ割れ」と「コンクリートが乾燥するときに収納することでできるヒビ割れ」(収縮クラック)の三種類があります。
これらはいずれも施工精度に関係して発生しますが、その程度が問題となります。
このように、ヒビ割れにはいろいろな原因が考えられるので、まずその原因を把握することが重要です。
売り主に説明を求めるか、信頼できる建築家などに判断してもらうなど、購入前や引渡し前に事前確認をすることが必要です。