建物を設計する
~施主の要望に応じて~
建物の構造や設備などのしくみを中心に見ていこう。
家を建てることを決めたあと、設計事務所に相談する場合と、施工業者に直接頼みに行く場合とがある。こんな家に住みたいと施主がとくに要求を持っている場合や、ちょっと凝った家にしたい場合などは、設計料を払って設計事務所に相談する。ごく一般的な住宅の場合は、ハウスメーカーなどの施工業者に直接頼む場合が多い。
設計する人は大きく、意匠屋さん、構造屋さん、設備屋さんの三者に分かれるが、住宅の場合は、意匠屋さんが施主の話を聞いて、計画を立てる場合が多い。
ただし、構造屋さんや設備屋さんの専門知識が重要になる場合は、構造屋さんか設備屋さんが中心になって施主との交渉を行なうこともある
たとえば、敷地の傾斜が大きかったり、崖の付近に建設したりする場合は、建物の安全性が最大のポイン卜となるので、構造屋さんが中心となって施主と話し合いをすることが多い。また、家に貴重な美術品を置くから防犯に気をつけたい、ソーラ一発電をとり入れたいなどという場合は、設備屋さんがメインになることが多い。
では、家を設計するとき、何をポイン卜に話を進めていけばいいのだろうか。一番重要なのは、その家にどんな年齢の人が何人住むのかということだ。それから、何人くらいのお客さんが遊びに来たり、泊まりに来たりするのか。これで、家の面積や間取りが決められる。それからもちろん、おおまかな予算。こういったことをはじめに確認し、そこから先は、日当たりや防犯設備など、個人的な要望を反映させて設計するのである。
万一のときに備えて連絡先リストをつくっておく
~戒名を授け、引導を~
病人が危篤状態になったときは、気が動転してだれに知らせればよいかわからず、連絡できないことがあります。
「死に目に会わせることができなかった」と家族が後悔することのないように、本人があらかじめ知らせる相手をリストアップしておきたいものです。
たとえば、最期を看取ってほしい人には◎、通夜・葬儀に参列してほしい人には○というようにエンディングノートなどに書き込んでおけば、家族はすみやかに連絡することができます。
住所、電話、携帯電話、ファクシミリ、メールアドレスなどがすぐにわかるようにしておきます。
会いたがっていた人には意識のあるうちに連絡を
~意識のあるうちに連絡を~
一般に危篤の連絡をするのは、本人の二親等(親・子・きょうだい・祖父母・孫まで)から三親等(おじ・おば・おい・めい・ひ孫まで)くらいまでの血族です。たとえ疎遠になっていても、両親やきょうだい、子どもには必ず知らせます。
本人が会いたがっていた人、エンディングノートなどに記していた人、とくに親しくしていた友人には、本人の意識があるうちに会わせたいものです。
そうすれば、危篤時の連絡を省略しても悔いを残すことがないでしょう。
危篤の連絡には電話が適しています。緊急事態ですから、深夜や早朝でも失礼にはなりません。
「夜分(早朝から)申しわけありません」とわびてから用件を切り出します。
~本人が連絡先リストをつくっていない場合は~
危篤の連絡をするということは、葬儀の際に参列してほしいという依頼も意昧します。
知らせを受けたほうも、万一のことを考えて駆けつけます。遠方の人であれば、喪服や宿泊の準備をして向かうこともあります。
家族葬を行う場合は、親族でも日ごろ行き来していない人には、危篤の連絡は控えたほうがいいでしょう。
本人が会いたがっていた人には、会話ができるくらいの状態のときに会ってもらい、最期はごく身内だけで静かに看取るのも1つの方法です。